「AirTags」の初期設定方法を解説した、Apple公式サポート風動画


 
Appleが開発中と噂の紛失防止タグ「AirTags」の操作メッセージをiOS14から発見した開発者が、Appleサポートによる初期設定風のイメージ動画を公開しています。

AirTagsの初期設定メッセージを発見した開発者が制作

AirTags」の初期設定サポート風動画を公開したのは、iOS14の内部ビルドの解析を行い、6月の世界開発者会議(WWDC 2020)での正式発表前に、iOS14の新機能を言い当てていた、iOSデベロッパーのあおいカニ(@blue_kanikama)氏です。
 
あおいカニ氏は先日、「AirTags」の初期設定や紛失モードの設定時に「探す」アプリで表示されるとみられる、メッセージを大量に発見しており、操作画面のイメージ画像も公開しています。今回の動画は、同氏の発見した一連の初期設定メッセージをApple公式サポート動画ふうにまとめたものです。

Apple公式サポート風の動画

使い始める際には、AirTagsの本体に差し込まれているタブを引き抜いて外します。このタブは、バッテリーの絶縁用のものと思われます。
 


 
AirTagsをiPhoneに近づけます。
 

 
「新しいタグを設定」ボタンをタップします。
 

 
「探す」アプリを開くと、サウンドの再生などの各種操作ができるようになります。
 

 

[concept] pic.twitter.com/6BzHPHNWu8

— あおいカニ (@blue_kanikama) July 26, 2020

 

2019年から噂のAirTags

「AirTags」は、2019年にiOS13のベータから関連情報が大量に発見されており、超広帯域無線(UWB)に対応し高い精度で位置を特定できる可能性が指摘されています。
 
2019年10月には、iOS13.2から「AirTag」の名称が発見されたほか、Appleが「AirTag」の商標権を獲得したとみられています。
 
Appleは、iOS14で「探す」アプリをサードパーティ製デバイスにも開放すると発表していますが、条件が厳しすぎるとの指摘も伝えられています。
 
6月には、リーク情報を発信している人物が「AirTags」を使用する際に鳴るインターフェース音とされる音声を公開しています。
 
 
Source:あおいカニ(@blue_kanikama)/Twitter
(hato)



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iOS14では、iPhoneの標準Webブラウザ「Safari」が大きく進化します。米メディアMacRumorsが、Safariの変更点を10個まとめているのでご紹介します。

iOS14でパワーアップするSafari

秋に正式版が公開予定のiOS14では、多くのiPhoneユーザーが利用する標準ブラウザアプリSafariも進化して魅力を増します。
 
iOS14でのSafariは、以下のように進化します。

1. スピードとパフォーマンスの向上

Appleによると、iOS14のSafariは、AndroidでChromeを使う時の最大2倍高速という「圧倒的に速いJavaScriptエンジン」を搭載することで「世界で最も高速なブラウザ」になっています。

2. 翻訳機能


 
アドレスバーに表示された「AA」のアイコンをタップするだけで、Webページ全体を翻訳することができます。
 
翻訳機能は、日本語をはじめ、英語、スペイン語、北京語、韓国語、ロシア語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語(ブラジル)、アラビア語の11言語に対応しています。
 

3. パスワードの監視


 
iOS14のSafariでは、保存したパスワードを、過去に漏えいしたパスワードのリストと照合し、もし漏えいが確認された場合はユーザーに知らせて「Appleでサインイン」か、強固なパスワードを自動生成します。
 
パスワードの保存や照合には、強固な暗号化技術が用いられ、パスワード情報はAppleも知ることはできません。

4. プライバシーレポート


 
Appleは近年、複数のWebサイトの閲覧内容をもとにした追跡型広告をブロックするITP(Intelligent Tracking Prevention)を提供しており、iOS14ではその動作状態をユーザーが簡単に確認できるようになります。
 
iOS14とmacOS Big Surの「プライバシーレポート」機能では、Safariがブロックしたサイト越えトラッカーを確認できます。

5. ピクチャ・イン・ピクチャ


 
Safariで動画再生中に「ピクチャ・イン・ピクチャ」ボタンをタップすれば、動画を再生しながら、Webサイトを閲覧したりほかの作業をしたりできます。
 
ピクチャ・イン・ピクチャのウインドウの位置は自由に変更できます。
 

6. 検索ウインドウからWebサイトへ

検索ウインドウに、「iphone-mania.jp」のようにURLを入力し「go」ボタンをタップするだけでWebサイトにジャンプできます。検索結果からリンクをタップする必要はありません。

7. 「Appleでサインイン」がシンプルに


 
Appleは、開発者に既存のWebサービスアカウントを、よりセキュリティに優れた「Appleでサインイン」に置き換えるツールを提供しています。
 
今後、iPhone、iPad、Macユーザーが「Appleでサインイン」を利用できるサービスが増えることが期待できそうです。
 

8. トラッキングの許可


 
アプリがユーザーをWebサイトやアプリをまたいでトラッキングし、ユーザーごとに最適化した広告を配信したい場合、ユーザーの許可を得ることが義務付けられます。
 
ユーザーがトラッキングを許可したアプリは「設定」で確認・変更できます。

9. スクリブル(iPadOS14)


 
iPadOS14では、テキスト入力フィールドにApple Pencilで手書きした文字がテキストに変換される「スクリブル」が利用できます。SafariのURL入力やGoogle検索などの操作が簡単になります。
 
なお、iPadOS14で対応するスクリブル機能は、英語、中国語(簡体字と繁体字)にのみ対応しており、日本語の対応予定は発表されていません。

10. 他のブラウザを標準アプリに

URLをタップした時に開く標準ブラウザを、Safari以外のサードパーティ製ブラウザアプリに設定できます

 
 
Source:MacRumors, Apple
(hato)

このページは【iOS14】iPhoneの標準ブラウザ「Safari」10の進化の記事を引用しています



iPhoneなどのSecure Enclaveに修正不能な脆弱性、ハッカーが声明


 
iPhoneやMacのパスワードなどの情報を暗号化して保存し高度なセキュリティを実現しているSecure Enclaveに修正不可能な脆弱性を発見した、と中国のハッカー集団が声明を発表しています。

パスワードや生体認証情報を暗号化して保存

Secure Enclaveは、iPhoneやMacなど、近年のほぼ全てのApple製品に搭載されているハードウェアです。メインのプロセッサからもiCloudとも独立し、データを乱数で高度に暗号化して保存することで、高いセキュリティ性能を確保しています。
 


 
Secure Enclaveには、パスワード、Apple Payで使用するクレジットカード情報、Touch IDやFace IDの生体認証情報も暗号化して保管され、悪意あるハッカーが個人情報を盗み出すのを防いでいます。
 
Secure Enclaveは、搭載されたデバイスのシステムからも独立して動作するため、Secure Enclaveに保存されたデータにアプリがアクセスことはできず、システム内部ファイルにアクセスできるよう改造したデバイスでも、Secure Enclave内の情報にアクセスすることはできません。
 

 

ほぼ全てのApple製品に搭載

Secure Enclaveが搭載されている製品は以下のとおりです。初めて指紋認証を搭載したiPhone5s以降のiPhoneなど、近年のApple製品ほぼすべてに搭載されています。
 

  • iPhone(iPhone5s以降)
  • iPad(第5世代以降)
  • iPad Air(第1世代以降)
  • iPad mini(iPad mini 2以降)
  • Mac(T1チップまたはApple T2セキュリティチップ搭載モデル)
  • Apple TV(第4世代以降)
  • Apple Watch(Series 1以降)
  • HomePod

「パッチで修正不能な脆弱性」発見との声明

Secure Enclaveに「パッチによる修正不能な脆弱性を発見した、という中国のハッカー集団による声明をセキュリティ組織CERTの研究者が発見し、Twitterで報告しています。
 
「パッチによる修正不能な脆弱性」とは、ソフトウェアではなくハードウェアの脆弱性を指すとみられ、既に出荷された製品の脆弱性を修正できないことを意味すると考えられます。
 

The Team Pangu has found an “unpatchable” vulnerability on the Secure Enclave Processor (SEP) chip in iPhones. https://t.co/9oJYu3k8M4

— Jin Wook Kim (@wugeej) July 29, 2020

 

遠隔でデバイスを操作される可能性は低い

米メディア9to5Macは、脆弱性の具体的内容が不明ながら、A7(iPhone5sに搭載)からA11 Bionic(iPhone8/Xに搭載)までのプロセッサを搭載したデバイスに影響を及ぼす可能性があると指摘しています。
 
なお、2017年にもハッカー集団がSecure Enclaveのファームウェアの暗号化を解除していますが、プライベートキーへのアクセスができないため、ユーザーにリスクが及ぶ可能性はありませんでした。Appleは、A12 Bionic(iPhone XS/XRに搭載)とA13 Bionic(iPhone11シリーズに搭載)でSecurity Enclaveの脆弱性を修正しています。
 
9to5Macは、今回発見されたとされるタイプの脆弱性について、ハッカーが情報を盗み出すには端末への物理的なアクセスが必要で、遠隔操作でデバイスを操作できる可能性は低いと思われるとコメントしています。
 
脆弱性の使い道としては、捜査機関が押収したデバイスから情報を取り出す場合などが想定される、とのことです。
 
 
Source:9to5Mac
Photo:Apple (1), (2), Apple/YouTube
(hato)



Apple、サブスクリプション手数料でAmazon プライム・ビデオを特別扱い


 
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)はApp Storeで巨大な影響力を背景に開発者などに不公正な取引を強いていないかを審議するアメリカ議会下院の公聴会に出席しました。その席でクックCEOは「全ての開発者を同じように扱っている」と発言したのですが、そこには例外もあったようです。

初年度から15%

全ての開発者を同じように扱っている」とクックCEOは議会下院の公聴会で発言したのですが、Amazonプライム・ビデオのサブスクリプション手数料については他社のアプリより圧倒的に有利な条件としていることが判明しています。現在、Appleが徴収するアプリのサブスクリプション手数料は最初の1年目が30%で2年目以降が15%となっているのですが、例外的にプライム・ビデオについては1年目から15%と設定しています。
 


 
これはクックCEOとAmazonのジェフ・ベゾスCEOとの交渉によって決定されたとしており、他のアプリにはない厚遇となっています。動画配信の大手アプリであるプライム・ビデオを特別扱いしたことで、他の開発者からは批判が出てもおかしくはない状況です。また公聴会を開催した委員会での審議にも影響を与える可能性があります。

AppleとAmazonの和解

過去にAppleとAmazonはプライム・ビデオアプリの取り扱いについて激しく対立していました。単にApple TVとAmazonのFireTVが競合製品であるだけでなく、iOSアプリ内の課金の配分率でも揉めた結果、AmazonではApple TVが販売されず、Apple TV向けにはプライム・ビデオアプリが公開されないという状態が長く続きました。
 


 
対立はCEO同士の交渉で和解に至ったのですが、この時に手数料の特別扱いが決定されたと考えられます。Amazonとの対立はAppleにとってもマイナスであり、解決すべき問題だったと思われますが、特別扱いを認めたことで他の開発者からの批判に晒される可能性も出てきました。この特別扱い問題がどう展開していくか、大いに注目されています。
 
 
Source:Bloomberg
(KAZ)



Apple、watchOS7とtvOS14の開発者向けベータ3をリリース


 
Appleは、開発者向けにwatchOS7tvOS14のベータ3をリリースしています。

iOS14/iPadOS14のベータ3と同時にリリース

watchOS7ベータ3とtvOS14ベータ3は、iOS14/iPadOS14のベータ3と同時にリリースされました。
 
ベータ3は、ベータ2から約2週間、世界開発者会議(WWDC 2020)での発表から1カ月でのリリースとなりました。
 
本稿執筆時点では、ベータ3での目立った変更点は見つかっていない模様です。

watchOS7では睡眠記録、手洗いアプリが利用可能に

watchOS7では、新作の文字盤が利用可能になるほか、コンプリケーションをカスタマイズできる自由度が向上します。
 


 
Apple Watchを装着して就寝することで睡眠記録機能が利用できるようになるほか、手を洗うときの音を検知して20秒以上手を洗うよう促す機能が追加されます。
 

 

tvOS14では小画面機能、HomeKit対応が強化

tvOS14では、メインの画面に小さい画面を重ねて表示できるピクチャ・イン・ピクチャ機能が使えるようになるほか、HomeKit対応の防犯カメラなどの機器をテレビから操作できるようになります。
 
また、AppleのゲームサブスクリプションサービスApple Arcadeを複数ユーザーで利用可能になります。
 
 
Source:MacRumors (1), (2)
(hato)

このページはApple、watchOS7とtvOS14の開発者向けベータ3をリリースの記事を引用しています



iOS14/iPadOS14のベータ3がリリース、主な変更点も紹介


 
Appleは現地時間7月22日、開発者向けにiOS14とiPadOS14のベータ3をリリースしました。ミュージックアプリのアイコン変更などのデザイン変更が確認されています。

WWDCでの発表から1カ月

iOS14/iPadOS14のベータ3は、ベータ2から2週間、世界開発者会議(WWDC 2020)での発表直後にリリースされた最初のベータから1カ月でのリリースとなりました。
 
iOS14/iPad14の一般ユーザー向け正式版は、今年秋に公開される予定です。

iOS14/iPadOS14ベータ3での変更点

米メディアMacRumorsが、iOS14/iPadOS14ベータ3での変更点をまとめています。
 
「ミュージック」アプリのアイコンが、赤地に白い音符のマークに変更されています。
 


 
ウィジェットに「時計」が追加され、最大4都市の時刻を同時に表示できる世界時計として使えます。
 

 
アップデート後、初めてウィジェットをスワイプすると、整理方法を紹介するポップアップが表示されます。
 

 
アップデート後、Appライブラリを初めて開くときにポップアップが表示されます。
 

 
アップデート後、ホームスクリーンを初めて編集するときに、ポップアップが表示されます。
 

 
 
Source:MacRumors (1), (2)
(hato)

このページはiOS14/iPadOS14のベータ3がリリース、主な変更点も紹介の記事を引用しています



「AirTags」の日本語メニュー発見、共有機能やAR対応の詳細が判明


 
Appleが開発中と噂される紛失防止タグ「AirTags」の日本語操作メニューの詳細を、iOS14の内部ビルドを解析しているiOSデベロッパーのあおいカニ(@blue_kanikama)氏が公開しています。拡張現実(AR)対応や、交換式の電池使用などの仕様を日本語で確認できます。

iOS14からAirTagsの日本語メッセージを発見

あおいカニ氏は、流出したiOS14のソースコードを解析し、複数の新機能をリークした実績のあるiOSデベロッパーです。
 
iOS14の内部向けビルドを解析したところ、「探す」アプリ内のテキストから「AirTags」の日本語メッセージを発見した、としてTwitterにスクリーンショットとメッセージを公開しています。
 

AirTag pic.twitter.com/qOy0HUlKaC

— あおいカニ (@blue_kanikama) July 22, 2020

 

交換可能な電池を使用、ARにも対応

公開されたメッセージから分かる、AirTagsの仕様は以下のとおりです。
 

■初期設定、共有

  • 本体の裏面にあるタブ(バッテリー絶縁用シート?)を取り、iPhoneなどのデバイスに近づけて使用開始
  • 裏蓋を取り外してバッテリー交換が可能
  • AirTagsとiPhoneなどはBluetoothで通信
  • サウンドの再生が可能
  • 持ち物の名前をユーザーが設定可能
  • 期間(無期限/今日だけ/1時間だけなど)を指定して共有可能

■紛失モード

  • 紛失モードで、発見者に伝えるメッセージと電話番号を入力可能
  • タグが手元から離れると通知
  • 「例外の場所」「安全な場所」を設定可能
  • 遠隔操作でタグを削除(初期化)し、別のデバイスとペアリング可能

■AR対応

  • ARセッションに対応
  • ARセッションでタグを探すには、動き続ける必要がある
  • ARセッションで動きが過剰だと警告される
  • ARセッションでは「上」「前方」などの案内が表示される

ARモードにはUWB対応モデル限定?

あおいカニ氏は、「持ち物のARセッションができませんでした」などの記述があるスクリーンショットとともに、精度を確保するために、ARモードには超広帯域無線(UWB)が使用されるのではないか、と推測しています。
 

ARモードはiPhoneの一部機種限定?
精度を考えるとUWB必須かな… pic.twitter.com/A7ODmTEhRW

— あおいカニ (@blue_kanikama) July 22, 2020

 
Appleは明言していませんが、iFixitによる分解レポートなどから、UWBに対応しているApple製品は、現時点ではiPhone11シリーズだけとみられます。
 
発見されたメッセージには「このB389を削除すると、見つかった場合、誰でもそれとペアリングできるようになります」と、製品名ではなくコードネームの記載もあります。このコードネームは、2019年6月にiOS13ベータから発見されたものと一致します。
 
6月には、AirTagsの操作時に再生されるサウンドも流出しており、6月の世界開発者会議(WWDC 2020)でAirTagsが発表されると噂されていましたが、結局、発表はありませんでした。
 
 
Source:あおいカニ(@blue_kanikama)氏/Twitter (1), (2)
Photo:あおいカニ(@blue_kanikama)氏/Twitter
(hato)



EUがSiriなどの音声アシスタントを独禁法で調査〜最大で数千億円の制裁も


 
SiriやAlexaといった音声アシスタントシステムが健全な競争を阻害しているのではないかとして、EUの欧州委員会が独占禁止法に基づいてAppleなどを調査していることが分かりました。独占禁止法に抵触していると判断された場合、数千億円規模の制裁が科される可能性もあります。

制裁額は最大26億ドル

欧州委員会による問題視は、AppleやGoogleが自分たちの巨大なプラットフォームを利用して、他社を不当に阻害しているのではないかといった疑いに基づいています。Bloombergによると、SiriやAlexa(Amazon Echo)、Google Assistantといった音声アシスタントによって入手したデータを、各社が自社の立場強化に利用しているかどうかが焦点とのことです。
 
Appleについて言えば、同社と契約する複数の業者がSiriの性能改善のため、ユーザーの音声録音を聞いていたことや(発覚後にAppleは音声分析の停止を発表)、Siriと公式アプリが優先的に紐付けられている状況が問題視されてきました。
 
今後IoT分野が更に発展していくことを踏まえ、欧州委員会のマルグレーテ・べステアー氏は「開かれた市場にしたいなら、相互運用性(Interoperability)こそが鍵だ」と述べ、音声アシスタント分野で先行する企業が取り決めに反したり、競争相手を阻害したりするためにデータの掌握を悪用すべきではないと強調しました。
 
調査の結果、音声アシスタントを提供する企業が独占禁止法に抵触していると判断されれば、その企業は全世界における収益の最大10%が罰金として科されることになります。Appleの場合、2019年度の収益(会計年度)はおよそ260億ドル(約2兆7,870億円)だったため、このうちの10%にあたる26億ドル(約2,780億円)が最大で科される計算です。

Appleも対応

もちろん、Appleもこの状況を黙って見ているわけではありません。
 
今年のWWDCでは、HomePod上でApple MusicだけがSiriと特権的に紐付けられている現状の改善が約束され、Spotifyなどのサードパーティーにも開放される旨が明らかにされました。また、iOS14でもApple公式の「探す」アプリがサードパーティーアプリに対応する予定です。
 
 
Source:PhoneArena,Bloomberg
(kihachi)



【iOS14】早く使ってみたくなる!注目の新機能14選


 
iOS14で追加される数多くの新機能のうち、特に注目したい14の新機能を米メディアMacRumorsが動画にまとめているのでご紹介します。

秋に公開予定のOS14、特に注目の新機能まとめ

6月の世界開発者会議(WWDC 2020)で発表されたiOS14は、現在開発者向けベータと登録ユーザー向けパブリックベータがリリースされている段階で、一般ユーザー向け正式版は秋に公開される予定です。
 
MacRumorsは、iOS14で追加される、特に注目したい14の新機能をピックアップしています。
 

1:FaceTime中のピクチャ・イン・ピクチャ


 
これまで、FaceTimeで通話中に他のアプリを使うには、ビデオ通話を一時停止する必要がありましたが、iOS14で使えるようになるピクチャ・イン・ピクチャを使えば、ビデオ通話画面を表示しながら、他のアプリを操作できます。
 
ピクチャ・イン・ピクチャ画面の位置は自由に変更できます。

2:コンパクトな着信通知


 
これまでは電話やFaceTime通話が着信すると通知が全画面を占有していましたが、画面上部にバナー形式で表示されるようになります。
 
着信に出るかどうかは、バナーにあるボタンをタップして操作できます。

3:Appライブラリ


 
Appライブラリの採用により、アプリが分類されて整理できるようになります。
 
Appライブラリの中で、アプリをフォルダにまとめることもできますし、画面をしたにスワイプすると、アプリが名前順に並んで簡単に検索できます。
 

 

4:標準のブラウザ/メールアプリを変更可能に


 
これまでは、URLを開くとSafari、メールアドレスをクリックするとメール、と固定されていましたが、iOS14ではデフォルトで起動するブラウザとメールアプリをユーザーが自由に変更できるようになります。
 
この機能は、現時点ではベータでは提供されていません。

5:アプリ内検索


 
特定のアプリに含まれる言葉を、アプリを指定して検索することができます。iOS13から近い機能が利用可能になっていますが、iOS14でさらに使いやすく進化しています。
 
アプリ内検索には、メモ、メール、ファイル、メッセージ、App Storeなどのアプリが対応します。

6:絵文字の検索


 
絵文字キーボード用に追加される検索フィールドで、キーワードを入力して絵文字を見つけることができます

7:おおよその位置情報


 
プライバシー機能の一環として、アプリに共有する位置情報の精度を、意図的に落とすことができるようになります。
 
この設定は、アプリごとに変更・管理可能です。

8:背面タップ


 
iPhoneの背面をダブルタップまたはトリプルタップにする動作に、ユーザーが操作を割り当てて呼び出すことができます。この機能はアクセシビリティ機能として提供されますが、非常に多くの操作を割り当てることができるので、注目です。

9:露出ロック


 
画面下に表示される、+と-を組み合わせたアイコンをタップすると、露出を固定して撮影ができます。動画撮影中に露出が自動で変化するのを避けたい場合などに有効です。

10:QuickTakeビデオ


 
写真撮影モードからそのまま動画が撮れるQuickTakeビデオは、iPhone11シリーズだけで利用可能でしたが、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Maxでも利用可能になります。
 
写真撮影中にシャッターを押し続けると動画が撮影され、そのまま指を右にスワイプすると動画撮影モードを固定できます。

11:コントロールセンターでHomeKit機器操作


 
コントロールセンターから、HomeKit対応機器を簡単に操作できます。例えば、よく使う照明器具の明るさと色をセットして配置しておくことができるほか、HomeKitの操作画面も改善されています。

12:ウィジェットスタックをカスタマイズ


 
iOS14の目玉機能であるウィジェットは、ユーザーの好みでカスタマイズすることができます。ウィジェットを長押しして編集モードに入り、「スマートローテート」をオンにすると、好みのウィジェットを切り替えて使うことができます。

13:Apple Musicのデザイン変更


 
Apple Musicのデザインが大幅に変更され、「For You」タブは「今すぐ聴く」タブに再編されたのをはじめ、操作メニューが整理されています。
 
また、再生中の楽曲を表示すると、アートワークの色が背景になる変更も施されています。
 

 

14:Apple Musicのデザイン変更

iOS14のApple Musicでは、「∞(無限大)」のアイコンをタップすると、曲やプレイリストの終了後、似ている曲を自動的に見つけて音楽の再生を続ける「自動再生」機能も追加されます。
 


 

動画はこちら

MacRumorsによる動画はこちらでご覧ください。
 

 
 
Source:MacRumors
(hato)

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Apple、iOS13.6GMを開発者向けにリリース〜Car Keyに対応


 
Appleは現地時間7月9日、iOS13.6/iPadOS13.6の最終ベータ版となるゴールデンマスター(GM)を開発者向けにリリースしました。
 
【追記】GMのパブリックベータも追って公開されています。

Car Keyに対応

iOS13.6/iPadOS13.6には、世界開発者会議(WWDC 2020)で発表されたCar Key機能が含まれています。iPhoneを車の鍵として使えるようにするCar Keyは、まずBMW 5シリーズで利用可能となることが発表されています。
 
iOS13.6/iPadOS13.6の正式リリースよりも先に、BMWはiOSアプリ「BMW Connected」をアップデート、Car Key対応としています。

Apple News+の音声ニュース機能

また最初にiOS13.5.5ベータで登場した、Apple News+の音声ニュース機能も追加されています。日本では利用できませんが、Appleが提供するサブスクリプションサービス「Apple News+」で、音声ニュースが聴けるようになる仕組みです。
 

GM版のリリースは、正式版公開が間近に迫っていることを意味します。Appleは同日、iOS14の初のパブリックベータ版もリリースしています。
 
Appleはまた同じ日に、tvOS13.4.8とwatchOS6.2.8のGMも、開発者向けに公開しました。

 
 
Source:9to5Mac
(lunatic)

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Apple、iOS14/iPadOS14のパブリックベータをリリース


 
Appleは現地時間7月9日、登録ユーザー向けに初のiOS14およびiPadOS14のパブリックベータをリリースしました。iOS14/iPadOS14ではウィジェットやAppライブラリなどの様々な新機能が導入されています。

開発者向けはベータ2がリリース

Appleは世界開発者会議(WWDC 2020)でiOS14を発表、ただちに開発者向けにiOS14ベータ1を公開しました。現地時間7月7日には、iOS14ベータ2もリリースしています。
 
iOS14/iPadOS14パブリックベータ版についてAppleは、7月中にリリースする計画を明らかにしていました。
 
正式版の公開は今秋となる見込みのiOS14には、ホーム画面から各種情報にアクセスしやすくなるウィジェット、アプリをインストールせずに使えるApp Clip、アプリをひとつのビューに自動的にまとめてくれるAppライブラリなど、さまざまな新機能が追加されています。
 
Appleは、iOS14/iPadOS14の新機能を紹介する日本語版プレビューページを公開しています。
 
 
Source:9to5Mac
Photo:Apple
(lunatic)

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